本当は私、まだ子供でいたい。
甘えたい、ワガママいいたい。
でも、そうも言ってられないの。
私が強くならないと、
私が頑張っていかないと、
私はまた、一人になるだろう。
「どんなときも笑顔で」
それが条件。
「みんなを優先」
それが決まり。
どんなときでも私は一歩引いて、
周りを見なければいけないの。
大人な考えで...。
自分は後でいいから。
私は強いの。
強くなきゃいけないの。
弱くなんかない。
弱いわけがない。
そう、ありえない。
私が泣くのは人が死んだ時だけでいい。
私が弱音を吐くのは、10年に1回でいい。
誰にも負けない強さで、
ずっと、ずっと、立ち続ける。
心が粉々になろうとも、
私は涙を見せない。