違う。 誰かが傍に居ないと駄目ってわけじゃない。 違う。 涙を何度も堪えてるってわけじゃない。 違う。 一人だと不安で仕方が無いなんてわけじゃない。 違う、違ウ、チガウ。。。。。 嫌だ、嫌ダ、いやだ。。。。。 私はこんなに弱くない。 私はこんなに小さくない。 私はこんなに泣き虫じゃない。 私はこんなに本気にならない。 認めたくないよ。 こんな自分。 もう中学生なんだし、 簡単に涙なんて流せないよ。 嗚呼。 羽があったら移動なんて簡単なのに。 嗚呼。 もう少し大人だったら自由なのに。 なんて苦しいんだろう。 息がもう、続かないよ。 耐えられない。 貴方が居ない世界なんて。 此処まで私、貴方におぼれた。 良いよ。 貴方になら殺められても。 憎まない。 貴方の腕の中で死ねるなら。 狂おしいほど求めて、 愛おしいほど苦しくて、 頭の中に残っているのは、 貴方の笑顔だけ。 甘い吐息に、 見つめる瞳、 重なる唇、 掌に感じる体温。 貴方とすべてを、 感じたい。