事実じゃなければ


泣きたいときも泣けなくて

眠ろうとしても眠れなくて

怒りたくても怒れなくて

学校が、人生が、家族が、関係が、

とても息苦しくて、辛い。

思い通りにならないことくらい

最初から知っていた。

自分が幸せになれるだなんて

一欠けらも思えなかった。

嫌いだった。

私の気も知らないでヘラヘラ笑っていられる

人たちが。

私の辛さをわからずに笑ってる

人たちが。

泣きたいよ。

最後に泣いたのはいつだろう。

先週かな?あれ。あまり時間がたってないじゃないか。

なのに、もう何週間も経った気がした。

涙を流しても、そばにいてくれる人がほしかった。

抱き着いたり、抱き締められたりしたときが、

一番癒された。

暖かくて、私を抱きしめてくれるなんて、

有り得ないって思っていたから。

だから、抱きしめてくれたときは本当に、

救われたんだよ?

嗚呼 この人は違うんだ。

嗚呼 この人は・・・・・・・・。

って、いろんな風に考えた。

そんな、友情なんて恋愛なんて優しさなんて

永遠にあるとは限らない、そんなの最初から知っている。

けれど。

私は死ぬまで。

このままでいたいと。

願いたい。








2008/02/04